イギリスでオフィスワークをgetするには?リクルーターを利用するメリット・面接までのプロセスなど紹介

イギリスでオフィスワークはどうやって見つけたら良いの?と気になる方も多いはず。
ローカルのカフェやレストランで働くのも楽しいですが、キャリアアップを考えてオフィスワークを探している方も多いと思います。
私もイギリスに来てからは接客業などに携わってきましたが、先日就活を終えて日系のオフィスワークをゲットしました。
その際のプロセスやリクルーターを利用することのメリットなどについてまとめたので、これからオフィスワークを探す方はぜひ参考にしてみてください。
就活に利用するサイト

イギリスでオフィスワークを見つけるにあたって利用できるサイトはたくさんありますが、LinkedIn、Indeed、CV-Library あたりがよく使われます。
LinkedInは仕事を探すことはもちろん、会社が投稿するポストや勤務している人のプロフィールも見ることができるので、会社がどんな雰囲気か、どんな人が働いているのかなど参考にすることができます。
パートタイムなどの求人も搭載していますが、基本的にオフィスのフルタイムの仕事探しに向いているプラットフォームなのでオフィスワークを探している人には便利です。
Indeedは求人数がかなり多く「ここで求人を見つけた!」という人をよく聞きます。
ただパートタイムなどの仕事も多く搭載されているので、フィルターをかけて細かく検索しないとざっくりと色んな求人が出てきてしまい、あまりこだわりなく探すと少し大変かもしれません。
CV-Libraryは求人検索にはあまり利用しませんでしたが、CVをここに登録することで現地リクルーターなどからのアクセスが増えることもあります。
ほかの求人サイトやリクルーターサイトでCVを見たリクルーターや会社の人事から連絡が来ることがありますが、それも一つのチャンスなので視野を広げる意味でもいくつかのプラットフォームでCV登録しておくと良いと思います。
リクルーターは利用すべき?

就活を始めた頃はリクルーターは利用していなかった私ですが、就活を終えて思うのは、「リクルーターは早めから利用するべき!」ということです。
私の場合は現地リクルーター、日系リクルーター共にいくつか登録して、結果的に日系リクルーターの方に紹介してもらった会社に内定をもらいました。
リクルーターに紹介してもらうまでは自力でLinkedInやIndeedで求人を見つけては応募して…という作業を続けていましたが、結果、
- 毎回カバーレターを書くのが大変
- 頑張ってカバーレターを書いても面接まで進めない
- 自分の経験とマッチする仕事を自力で探すのに時間がかかる
といった感じで面接にすら進むことができず、同じ場所で足踏みしているような状態が長く続きました。
私が今回リクルーターを使って感じたメリットは以下の通りです。
- 自分のスキルや経験に合った仕事を探してくれる
リクルーターを利用せず自力で探すのは意外と大変で時間もかかります。リクルーターは求人ページに載っていない詳細も把握していることが多いので、自分でミスマッチな仕事に応募することなく効率よく仕事を探すことができます。 - カバーレターを書かなくて良い場合が多い
これは企業によるかもしれませんが、私は紹介してもらった会社は特にカバーレターは必要ありませんでした。リクルーターを通さず個人で応募する場合は大抵の場合カバーレターを書く必要があるので、その手間が省けるのはメリットです。 - 個人で応募するよりも面接に進める確率が高い
個人で求人に応募していた頃は、時間をかけてカバーレターを作ったにも関わらず面接にすら進めませんでしたが、リクルーターを通して応募することでカバーレターなしでも面接に進むことができました。リクルーター経由の方がCVをきちんと見てもらえる印象です。 - 求人詳細に記載のないsalary rangeも知ることができる
イギリスで求人を探していると給与の記載がないところが多いので、応募した所で実は希望の給与以下だったということもあり得ます。リクルーターは大体の給与も把握しているので、そこのミスマッチも避けることができます。 - 内定後に質問などがある場合も会社に確認してくれる
面接中に聞きそびれた質問などもリクルーターが代わりに人事に確認してくれるので、自分で直接問い合わせる必要がありません。聞きづらいことも代わりに確認してくれるので、仲介してくれる人がいるというのはこちらも気が楽です。
リクルーターを利用する注意点を挙げるとしたら「頼りきりになってはいけない」という点です。登録したからといって向こうから頻繁に仕事を紹介してくれるわけではないので、最初の面談後なかなか仕事の紹介が来ない、なんてこともよくあります。
リクルーターのウェブサイトで興味のある求人がないか自分でも探して、気になるものがあれば積極的に連絡する、CVをブラッシュアップしてアップデートするなど、自分でもアクションを起こすことが大切です。
職探しにかかった期間

仕事が見つかるまで就活にかかる期間は人それぞれですが、(こればかりは本当にご縁とタイミングもあります)私は本格的にオフィスワークを探し始めてから約1ヶ月で内定をもらいました。
とにかく最初の方はLinkedInやIndeedで自力で一つ一つ応募していたのですが、なかなかうまくいかず、リクルーターに登録してから展開が早かったです。
現地リクルーターにも登録しましたが特に向こうからの連絡はなく、結果的に日系のリクルーター経由の紹介になりました。
登録した現地リクルーターからの連絡はありませんでしたが、そこでCVを見て他のリクルーターや企業の人事からお仕事紹介や相談会への招待メールなどが来ることはありました。直接リクルーターから仕事紹介は来ないかもしれませんが、ここで可能性が広がることもあるので現地リクルーターへの登録もオススメです。

登録しすぎると通知が増えて管理が大変なのでそこだけ注意です!
最初からリクルーターに登録していたら、時間をかけずにもっと早く決まったかも、とも思いましたが、“自分で一つ一つ求人を見てカバーレターを書いてCVを編集する“という作業を繰り返したおかげで、企業が求めているものがわかるようになったり、職種や業界への知識が深まり自己分析も進んだので結果的には良かったと思っています。
それが面接での受け答えにも役に立ったと思うので、時間はかかりますが“自力で探す“という作業も大切なプロセスです。
リクルーターに登録したとしても、自分で探す努力は継続するのがポイントだと思います。
内定までのプロセス
リクルーターを利用して内定をもらった先でのプロセスはこんな感じでした。
CV提出 ▶️ 一次面接 ▶️ 最終面接 ▶️ 内定
面接は多い所だと3回ある場合もあったり、一次面接と二次面接が同日に行われたり、会社によってさまざまです。
内定後にレファレンスチェックに入るので、実際に働き始めるのは内定をもらってから2〜3週間くらいかかるところも多いです。
面接の詳細

私が内定をもらった日系の会社は英語と日本語それぞれの面接があり、聞かれた内容はほとんど基本的なもので、自己紹介、前職での業務内容などを話しました。
思っていた面接よりもリラックスした雰囲気で普段の会話の延長線上のような感じだったので緊張しすぎることなく終えることができましたが、事前に面接での受け答えを練習していなかったら上手く話せなかったと思います。
面接は回を重ねるごとに慣れていくものですが、よく聞かれる質問などは英語でうまく話せるように準備していくことをオススメします。
面接での服装はリクルートスーツなどは持っていなかったので、綺麗めのトップスとパンツ、それにジャケットを合わせて靴はフラットシューズで行きました。
職種や業界に合わせてTPOをわきまえてさえいれば、かっちりとしたスーツでなくても大丈夫だと思います。(もちろん、スーツを持っている人はそれを着ていくのが一番好ましいと思います!)
まとめ
私はイギリスに来て4年目で初めてオフィスワークの職に就きましたが、やはり今までの接客業の時と違うのは、福利厚生が充実していたりキャリアアップを目指せる制度が整っているといった点です。
もしイギリスに長く住む予定があれば、年金や保険制度など福利厚生が充実していることも大切なポイントになってくると思います。
また、職探しの際に日系か現地企業かで迷う方も多いと思います。私は最初は日系以外の現地企業でこだわって探していましたが、現地リクルーターと繋がることも難しく、なかなか面接にこぎつかず苦労しました。
結果リクルーター経由で日系の会社に落ち着いたのですが、職場環境はグローバルで業務もほとんど英語なので、日系以外にこだわる必要はなかったなと今になって思います。
もし英語環境の職場にこだわりがある方も、日系企業でも業務は全て英語というところもあると思うので、現地企業を探すのに行き詰まったら日系も見てみると良いと思います。
皆さんの就活が上手くいくことを願っています!