イギリスの物価高を乗り切る!知っておきたい【Rail Card】とは?

イギリスに住んでいる方なら知っておきたいRail Card、上手く活用できていますか?
私はYMSで渡航して最初の2年間、レイルカードの存在は知ってはいたものの、よく理解していなかったので上手く利用できないまま終えてしまいました。
普段の通勤・通学、また国内旅行でもかなりお得に使えるレイルカードについて、この記事で分かりやすく解説していきます!
レイルカードとは?

レイルカードとは、持っておくとチケット代が1/3割引される、とってもお得なカードです。
種類は様々ですが、大体のカードは年間£35で購入できます。オンラインでも駅でも購入が可能です。
使い方は簡単で、チケットを購入する際に自分の持っているレイルカードにチェックを入れ、乗車の際にチケットと一緒にスタッフに提示するだけです。
レイルカードは学生や若い世代しか使えないと思っている方も多いかもしれませんが、実は利用できる幅はもっと広いんです!
以下、このブログを読んでくださっている方が利用できそうなレイルカードを中心に、いくつか紹介していきたいと思います。
16-25 Railcard / 26-30 Railcard
タイトルの通り、年齢に制限があるレイルカードです。どちらも年間£35で購入可能。26-30 Railcardはオンライン購入のみ、16-25 Railcardはオンライン・駅で購入が可能です。
それぞれ、26歳になる誕生日、31歳になる誕生日までであれば、購入することができます。

16-25 Railcardは、24歳の誕生日までであれば、3年間(£80)のカードを購入することもでき、27歳まで使い続けることができます。とってもお得!!
以下、どちらのカードにも共通する点です。
- UK国内の電車で割引可
- 地方はもちろんロンドン市内でも、National Rail・Underground・DLRなどで割引可
* オフピークのみ利用可・オイスターカードに紐付けが必要(Pay as you go) - 平日4:30am-9:59amの乗車の場合は最低£12の利用から割引が適応される
- シーズンチケットとの併用は不可
- ユーロスター・鉄道会社の特別割引チケットなどとの併用不可
Network Railcard
ネットワークレイルカードエリアの旅の1/3が割引になるカード。年間£35で購入可能。

- ロンドンを中心にEngland南東エリアで利用可
- 購入者+大人3名まで利用可(5〜15歳の子供なら4名まで60%の割引可!)
- 平日月曜〜金曜は最低£13から割引対象
- オイスターカードのPay as you goとの利用不可
ケンブリッジ・オックスフォード・ブライトンなど人気の都市も含まれている、お得なカードです。
ロンドン郊外から通勤・通学する方など、便利に利用できます。
Two Together Railcard
パートナーや友人など、登録している人と一緒に乗車することで割引が効くカードです。こちらも年間£35で購入可能。
- 登録している人と一緒の乗車時のみ適応
- 9:30am以降のオフピークのみ利用可
- ロンドンでオイスターカード(Pay as you go)との利用不可

私は夫と一緒に通勤する日も多いので、このカードでかなりお得にチケットを購入しています!シアターチケットの割引などもあり、おすすめのカードです☺︎
まとめ

レイルカードは、利用すれば普段の電車代をかなり節約することができるお得なカードです。
物価の高いイギリスですが、特に交通費はかさみますよね。自分の条件に合うカードを利用して、少しでもお得に電車に乗りましょう。
特にワーホリ世代には、16-25/26-30 Railcardがおすすめです。ロンドン市内の地下鉄やDLRでも割引が適応されるので、使わない手はありません!オイスターカードと紐付けするのだけ忘れないようにしましょう。
この記事がみなさんのイギリス生活にとって、少しでもお役に立てば嬉しいです。