天気鬱になるって本当!?実際に住んで分かった【イギリスの気候】について

イギリス/暮らし

【イギリス移住/長期滞在を検討している方向け】知っておくべき、気候から見るイギリスの住みやすさ


イギリスに移住または長期滞在を検討している方が気になるのがイギリスの天気

曇り空が多いことで有名なイギリスですが、実際に住んでみるとどうなのか、この記事では移住して3年の筆者が考える、気候から見るイギリスの住みやすさについてシェアします。

一年を通したイギリスの気候

イギリスも日本と同様四季がありますが、日本ほどハッキリしていません。夏も涼しく冬も極寒ではないので、一年を通して過ごしやすい気候です。

冬が明けだんだんと日照時間が増えて、草木も芽吹いてくる季節。日本の春同様、花粉症の症状が出る人も多い時期です。

最高気温は12℃〜18℃で、湿気もなくカラッとしていて過ごしやすい季節ですが、最低気温が10℃以下の日も多く、特に日陰や夜間はまだまだ冷え込みます。

3月末には時計が1時間早まるブリティッシュサマータイムが始まり、夏に向けて天気も気持ちも明るくなってくる季節です。

イギリスで最も気候が良いシーズン。たまに雨も降りますが、基本的には雨も少なく最も乾燥する季節です。(部屋干しの洗濯物が一瞬で乾くほど…!)
日本は夏=梅雨/湿気のイメージがありますが、ここでは真逆になります。

最高気温が20℃前後と、日本の春のような過ごしやすい天気が続きます。21時過ぎまで太陽が出ているため昼間のように明るく、外に出かける人も増えてきます。

10月末にサマータイムが終わり、だんだんと日照時間も少なくなってきます。夏のカラッとした気候とは変わり、雨も増え肌寒くなってくる季節です。

10月・11月は最低/最高気温が10℃前後まで下がります。

木々の紅葉が始まり、街のあちこちで綺麗な景色を楽しめるのもこの季節の魅力です。

最も寒く、日照時間も短い季節。夕方4時頃にはすでに暗くなってきて、翌朝8時頃まで日が出ません。

雪は滅多に降りませんが、基本的に曇り空。最低/最高気温共に5℃前後の日が続くことも多く、曇り空も相まって実際の気温よりも寒く感じます。

特に12月のクリスマスシーズンを終えると、街もひっそり静かになってくるため、1月・2月は天気的にも社会的にも一年で最も暗いシーズンになります。

雨の多さは気になる?

イギリスといえば、雨と曇り空のイメージ。

ですが、正直個人的には雨の多さは思ったよりも気になりません。というのも、イギリスの雨はしとしと降ることが多く、日本のような大雨の日は少ないからです。一日中降っているわけでもなくすぐに止むことが多いので、そこまで服装や予定に大きく影響を与えることもありません。

日本の梅雨だと折り畳み傘では頼りないので大きな傘を持ち歩くと思いますが、イギリスの雨は降ったり止んだりしとしと降る雨(風も強め)なので、基本的に傘をさす人も少なく、フードや折り畳み傘で済ませる人が多いです。

Tonkatsu
Tonkatsu

イギリスに来る前にありとあらゆる持ち物を防水仕様にして準備してきましたが、生活してみるとそこまで雨に対する準備は必要なかったかなと感じます。

気候が与えるメンタル面への影響

イギリス移住で調べていると目につくのが「冬季うつ」。イギリスだけでなく、高緯度に位置する北欧などでも耳にします。

一年を通して過ごしやすい気候のイギリスですが、なんといっても冬が長い…!日照時間が少なくビタミン不足になりやすいため、季節性のうつ症状に悩まされる人が多いです。

冬季うつの症状

  • 気分が落ち込み、外出や人と会うのが億劫になる
  • なんだか一日元気が出ない
  • 特に何もしていないのに日中眠たい など


正直イギリスに来るまでは、“そこまで天気に影響を受けるのか?“と半信半疑でしたが、気候が与えるメンタル面への影響はかなり大きいです。

冬季うつは誰でもなるわけではなく、その時のライフスタイルや置かれている状況など、周囲を取り巻く環境なども関係して発症することもあります。

Tonkatsu
Tonkatsu

うつの症状とは無縁と思っていた私も、移住して3年目の冬に初めて冬季うつになりました。
就活がうまくいかなかったり、ちょうど一時帰国から帰ってきたタイミングも重なり、2月の曇り空の中、気分的に落ち込む日々が数週間続きました。


オフィスワークなど日中も屋内にいることが多い方は、良くも悪くも天気の影響を受けづらいかもしれません。ただ、転職や退職などによりそれまでのライフスタイルが変わると、影響を受けやすくなる可能性はあります。

イギリスでは季節に関係なく外で走る人をよく見かけますが、メンタルヘルスへの対策として走る人も多いようです。

ビタミンを補えるサプリも薬局で簡単に手に入りますし、外の空気を吸って散歩するなど、冬季うつに対する対策はたくさんあります。あまり心配しすぎなくても大丈夫!

イギリスで住みやすいエリア

気候の良さから住みやすいと言われているのは、イギリスの中でも East / South エリアです。

West / North エリアに比べると、温暖で晴れの日が多く、過ごしやすい気候です。ちなみにロンドンもイギリスの中でも East / South エリアにあたるので、比較的過ごしやすいエリアと言われています。

気候の良いエリアをマップ上で記してみました

🔵 Dorset / Isle of Wight エリア

イングランドの南に位置し、美しい自然が豊富な地域です。イングランドで初めて世界自然遺産に登録された Jurassic Coast もこの地域にあります。
離島のワイト島は、イギリスで最も晴れの多い場所の一つとして挙げられています。

🟢 West Sussex / East Sussex エリア

ロンドンの南に位置する地域。
人気の街、ブライトンもここに位置します。ロンドンからの電車のアクセスも良く、通勤で通う人も多く住むエリアです。

🟠 Kent エリア

イギリス南東に位置するエリア。
夏は涼しく冬も比較的温暖で、作物も育ちやすい地域と言われ、“Garden of England” とも評されています。

🔴 Essex エリア

イングランドの東に位置し、平均して降水量が少なく、曇りも少ない地域。
晴れも多く、美しい海岸エリアが魅力の地域です。

まとめ


イギリスの気候は日本より寒暖差が少ない点では一年を通して過ごしやすいため、移住して3年が過ぎましたが心地よく暮らせています特に日本の雨季や夏の厳しい暑さが苦手な方は、イギリスは過ごしやすいと感じると思います。

Tonkatsu
Tonkatsu

冬季の日照時間の短さがメンタル面へ影響を及ぼすなど、暮らす上で注意が必要なのも事実。イギリスでなくても気候の異なる海外に移住するとなると、どこも最初は注意が必要ですよね。


最初は環境に適応するのに時間がかかるかもしれませんが、慣れてくれば長くて暗いイギリスの冬も、自分なりに楽しく過ごせるアイディアが見つかって快適に過ごせるはずです。

イギリス移住を検討している方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

イギリスの気候まとめ

✅ 寒暖差が少なく、どのシーズンも過ごしやすい
✅ 雨は想像よりは悪くない
✅ 冬の日照時間の短さがもたらすメンタル面への影響は注意が必要
✅ イギリス国内でも温暖で晴れの多い地域はある




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