イギリスでシェアハウス(フラット)を検討している方必見!メリット・デメリット、トラブル回避法など徹底解説!

YMSでイギリスに来る方のおそらくほとんどが経験するであろうシェアハウス(フラット)。誰かと暮らす楽しさや、比較的安く部屋を借りられるという経済的メリットと引き換えに、トラブルも付き物です。
楽しく快適な新生活を始められるように、ここでイギリスのシェアハウス(フラット)への知識を深めておきましょう!
そもそもシェアフラットとは
“シェアハウス“と聞くと馴染みがあるかもしれませんが、イギリスでは“シェアフラット“と呼ばれています。
マンションやアパートのような集合住宅のことをフラットと呼び、ハウスは戸建て住宅を指します。
イギリスでシェア生活を送る場合、マンション/アパート形態のフラットの場合も、戸建てハウスの場合もありますが、どちらにしろ、“シェアフラット“と呼ぶことが多いです。
フラットまたはハウスに複数人(3〜4人ほど)がテナントとして入居し、寝室はそれぞれ別で、その他リビングやキッチン、バスルームなどを共有スペースとしてシェアするのが定番です。
シェアフラット以外の選択肢はあるの?

ワーホリ=シェアフラットのイメージがありますが、他に選択肢がないわけではありません。
Studioと呼ばれる日本でいう1Kのような部屋を借りて一人暮らしをするという選択肢もあります。
誰ともシェアせずに暮らせるという点ではかなり快適ですが、Studioを1人で借りようとするとかなり家賃は高いです。
例えば£1,000/月で不動産サイトで検索をかけても出てくるのはロンドン郊外の部屋ばかりで、ロンドンでStudioで一人暮らしをするのはYMSで渡英したてだとあまり現実的ではありません。
ただ、職もすでにありロンドン郊外に住むということであれば、Studioで一人暮らしも十分可能な選択肢ではあると思います。
あとは、友人やパートナーとフラットを借りるという選択肢もあります。ただこの場合はreferenceチェックがシェアフラットに入居するよりも厳しくなってくるので、イギリスに来たばかりだと難易度は高めです。(私がシェアフラットに入居した時のreferenceについての記事はこちらで紹介しています)
referenceとは、入居の際に審査の基準として提出する資料のことで、職場からのレターや残高証明などです。シェアフラットの場合も提出が必要ですが、友人やパートナーとフラットを借りるとなると、不動産会社を通して探すことになるため、求められるreferenceは多くなってきます。
メリット・デメリット
メリット
- 家賃が抑えられる
- セキュリティ面での安心感
- 友達が作れる
- 掃除を分担できるので楽
家賃が抑えられるという最大のメリットの他に、セキュリティ面での安心感も個人的には大きかったです。イギリスは日本に比べると治安が悪いので、誰かと一緒に住んでいることが、“万が一何かあっても大丈夫!“という安心に繋がりました。(そう考えるとやはりStudioで一人暮らしは少し不安です)
友達が作れるというのも、新生活を始める人にとってはメリットです。イギリス人に関わらず、いろんな国の方と住むことは友達を作るきっかけにもなるし、現地の情報を得られるメリットもあります。
掃除を分担できるというのはフラットによりますが、私の住んでいたシェアフラットでは共有スペースのリビングやキッチンは当番制で、週に一度、順番に掃除をすることになっていました。フラットメイトたちは綺麗好きの人が多かったので、自分の番が来たらサボらずに掃除してくれましたが、人によってはやらない人もいるのが現実です。
デメリット
- 気を遣う、リラックスできない
- シェアスペースの利用時間が被るとストレス
- 金銭トラブルが多い
やはり一人暮らしとは違うので、個々の寝室はあるとはいえ気を遣うシーンが多いのはシェアフラットの最大のデメリットと言えます。
また、キッチン・バスルーム等のシェアスペースも時間が被ると、自分の思うように動けないためストレスに感じることが多かったです。一緒に住む期間が長くなってくるとお互いの生活リズムが掴めてくるので、慣れれば平気という方も多いかもしれません。
金銭トラブルはシェアフラットにおいては避けて通れない問題です。これは大家との金銭のやり取りの場合もあれば、フラットメイトとのやり取りの場合もあります。
Landlord(大家)と同居ってどうなの?

シェアフラットにおいて、その家の持ち主であるlandlord(大家)と同居か、別に住むのかは大きな選択になってきます。
私の場合は大家はずっと別に住んでいてフラットメイト3人とのシェア生活でしたが、大家が別でよかったと思っています。
一番はやはり、気を遣わなくて済むということです。大家に共有スペースの使い方を細かく言われたり、綺麗に使われているかチェックするという名目で勝手に寝室に入ってこられたりという話を周りからよく聞きます。
あとは、大家の子供が帰省するタイミングに合わせて、「急に部屋が必要になったから来週出ていってほしい」と言われ、突然家を失うことになったケースも聞いたことがあります。
大家と住む=大家の権限を直接振りかざされる、というイメージがあるので、個人的にはデメリットの方が多いと感じています。
一方で、大家によっては一緒に居心地よく住める人もいます。共有スペースの掃除はやらなくていいと言ってくれたり、状況によっては家賃を下げてくれたり、家で不備が生じた際にすぐに修理など対応してくれる、といったメリットもたくさんあります。
こればかりは大家によるので、同居の際はビューイングの時にどんな人かよく観察すること、直感を信じることしかないと思います。住んだ後にわかってくることがほとんどだと思うので難しいとは思いますが、家に入った時の空気感や会った時の直感を大事にしましょう。
トラブルを避けるには

シェアフラットでの生活で、金銭トラブルは付き物です。
これは、知識さえあればあらかじめ自分で対処できることも多いので、ここでしっかり確認しておきましょう。
- 家賃・光熱費 は必ず bank transferで行う
家賃、光熱費ともに、現金での支払いは危険です。必ず記録が残るよう、銀行振込で送金しましょう。
大家が日本人の場合など、“家賃は必ず現金払いで“というところがあります。これは税金を払わないようにするための大家側の対策であることが多いので注意が必要です。
光熱費も同じですが、後で払った、払っていないのトラブルを避けるためにも、記録が残る銀行振込で送金するのが基本です。現金で頼まれた場合は税金面でも怪しい物件になるので、そのような場所は避けた方が無難でしょう。
- 入居前にcontractをよく読む
契約前にサインするためのcontract(契約書)をもらいますが、入居前に必ずしっかり読むようにしましょう。
シェアフラットはテナント(入居する人)が変わることが多いので、契約書内の名前や日付などが以前のままだったり、きちんと変更されてない場合がよくあります。また、居住しなければならないminimumの月数だったり、引っ越す場合の事前のnotice期限についてなど、重要な箇所は契約書内でしっかり確認しておきましょう。
全て英語でページ数もかなり多いので大変ですが、不安な場合は現地のイギリス人や周りの人に見てもらうことも大切です。
- 金銭のやり取り内容は書面に残す
大家とのやり取り、フラットメイトとのやり取り、どちらの場合も金銭に関わる内容はなるべく全て書面(WhatsAppでもメールでも)に残すよう努めましょう。
これは後で時間が経った時にトラブルになった際も、自分を守る手段になります。
私はシェアフラットに住んでいた際に光熱費の計算、支払いはフラットメイトの1人がまとめて管理してくれていたのですが、メンバーが変わったタイミングでうまく引き継ぎができなかったようで、1年以上経ってから彼女が多く支払い過ぎていた差額の請求についての連絡がきました。
時間が経ち過ぎていて何のことかすっかり忘れていたのですが、当時のWhatsAppを振り返って確認したところ、その時点で差額についての請求が後々あることをみんな共通認識で確認していたので、自分もきちんと納得した上で差額分の支払いをしました。
お互いが共通認識でいること、それが書面で記録に残っていることがトラブル予防になります。
まとめ
YMSでイギリスに来る方は必ず一度は経験するであろうシェアフラットでの生活。事前にトラブルを回避できるようアンテナを張ってさえいれば、快適に楽しく過ごせるはずです。
もし何か起きてしまった場合も、信頼できる人に助けてもらえるよう、現地での人脈作りも大切です。
皆さんのシェア生活が快適なものになるよう願っています!