YMSに当選後、オンライン申請、ビザ申請料・IHSの支払いを終えた方は、残るはビザセンターでの手続きですね。
ビザが無事にゲットできるかどうかが決まる大事な手続きになるので、事前の準備をしっかりしておきたいところです…!
申請する年や個人によって提出する書類や様式は異なると思いますが、私が実際に提出した書類、当日の流れについてまとめたいと思います。(2022年2月24日訪問)
少しでも参考になれば嬉しいです。
東京ビザ申請センターの場所
東京のビザセンターは汐留にあります。
📍東京都港区東新橋2丁目3−14
最寄りの駅から歩けば簡単かもしれませんが、私は通帳翻訳を銀座郵便局で受け取り後、そのまま徒歩で向かったので、少し迷ってしまいました。
道路が広く歩道橋も多いので、「そこに行きたいのにどう渡れば良いんやぁ〜!泣」なことがしばしば…
余裕を持って出てよかったです。
寄り道してから向かう方や道に自信が無い方は、余裕を持って出発することをおすすめします。
持ち物・実際に提出した書類
結論から、実際に私が提出した書類は以下の5点です。
- ビザセンターの予約票
- チェックリスト1枚目
- 旧パスポートのカラーコピー
- 通帳翻訳
- 通帳のカラーコピー
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
⒈ ビザセンターの予約票
これはビザセンターを予約完了後にメールが来ると思いますが、そちらに添付されているPDFの書類です。
中央部に黄色い線があり、氏名が記載されています。
2. チェックリスト1枚目
オンライン申請が終わるとダウンロードできるようになるチェックリストです。
5枚全て印刷して持って行きましたが、実際は1枚目しか提出しませんでした。
事前に調べた情報では、現地でサインをするとありましたが、サインをすることも無く、1枚目のみを提出して2枚目以降は使いませんでした。
3. 旧パスポートのカラーコピー
これに関しては、必要ないかな… と思いつつ、渡航履歴の確認のためにも念の為持って行ったところ、受付の方に見せたらはじかれなかったのでそのまま提出しました。
「以前のパスポートのコピーですね。」
といった感じでサラッと受け付けられました。
ちなみにチェックリストの2枚目以降など、必要ない書類はすぐに手元に戻されます。
見せた書類の中で必要なものは、受付の方が ※ 表紙(バーコードセパレータ)をつけてクリアファイルに入れてくれます。
※ 以前はバーコードセパレータと呼ばれる、それぞれの書類が何の書類か仕分けるためのバーコードのついた紙を自分で付ける必要があったみたいですが、今はセンターの方がつけてくれるので、準備していく必要はないです。
4. 通帳翻訳
資金証明として通帳翻訳を使用しました。
28日間の資金証明をするのに、私の場合はビザセンターの訪問日前ギリギリに翻訳を依頼しなければならなかったので、申請日当日に銀座郵便局に直接原本を取りに行き、それをそのまま提出しました。
もちろんアップロードする時間はなかったので、スキャンの追加オプションをつけて、原本をセンターの方にスキャンしてもらい、書類もそのまま提出の流れとなりました。
翻訳に関しては、ワーホリネットさんに依頼して、すぐに対応いただきました。
5. 通帳のカラーコピー
これは翻訳したものではなく、通帳をそのままA4でカラーコピーしたものです。
翻訳があるから要らないかなぁと思いつつ、念の為持って行きましたが、これもセンターの方にはじかれなかったので提出しました。
自宅のコピー機で印刷して持って行ったのですが、スキャンしてもらう際に、「紙が薄いと文字が認識できないことがある」と言われ、センターの方が工夫してなんとかスキャンしてくれました。
通帳の文字自体が薄く、印刷したら更に見えづらくなってしまうんでしょうね。。
こればかりは自分ではどうしようもできないので、仕方ないということにします。笑
当日の流れ・所要時間
当日は入室から退出まで、1時間半ほどかかりました。
私の他には2人ほど外国人の方がビザの申請に来ており、少し待ち時間があったりして、このくらいかかりました。
実際の流れについてはイメージしにくいと思うので、こちらで詳しく説明したいと思います。
12:45 入室 部屋①
インターホンを押してセキュリティの方が出てきてくれます。
13:00予約でしたが、15分前にならないと入れませんでした。
入室後すぐ、アルコール消毒、手荷物検査、ボディチェックを行います。
セキュリティの男性の方がここでは対応してくれます。
予約票、パスポートを提示し、合わせてチェックリスト1枚目を用意するよう指示があります。
13:00
予約票、パスポート、チェックリスト1枚目を持って、女性の職員さんが待つ場所へ移動します。
ここではまだ、入り口すぐのセキュリティを行なった部屋と同じ部屋です。
職員さんに以上の3点を提示し、チェックされます。
ここでのチェックというのは、書類の内容ではなく、単にYMSの申請に必要な書類が揃っているか、正しいものであるか、センターの方の基準で確認している感じです。
ここで、他に書類があるか聞かれたので、持参した書類を提示しました。
申請料や保険料の支払い領収メール、チェックリスト2〜5枚目など、とりあえず持ってきたものは出してみましたが、これらは必要ないとのことで手元に返されました。
最終的に、旧パスポートコピーと通帳翻訳、通帳コピーを提出しました。
職員さんが表紙をつけてクリアファイルに入れて、番号札と一緒に渡してくれます。
ここで、追加オプションについても確認されます。
私の場合は、
Courier Service (郵送サービス)
Document Scanning Assistance (スキャンサービス)
Application and Document Checks (チェックサービス)
の3点を事前につけており、オンラインで支払い済みでした。
必要ないかなぁと思ってつけなかった、
Priority Visa Service (優先ビザサービス)
については無しで良いか確認され、そこで現在の状況を聞いてみると、
現状申請が混み合っていて、通常3〜4週間かかるけど、もっとかかる可能性があるとのこと。
4月初めには渡航予定のため、
(私の場合は最初にアイルランドに渡航予定で、出国までにパスポートを受け取る必要がありました)
渡航予定日を伝えると、もしかしたら間に合わないかもしれないけど、なんとも言えない、とのお返事。。
迷いましたが、間に合わないのは厳しいと思い、その場で優先サービスのオプションをつけることにしました。
支払いは現金のみで、35,736円でした。
その額の現金は持ち合わせていなかったため、職員さんに許可を得て建物の向かいのコンビニATMでお金をおろして、またセンターに戻ってきたのでした。。
(再入室の際は、また手荷物検査とボディチェックをされます)
13:20 部屋②
センターに再び戻ってきて、先程の提出書類が入ったクリアファイルを受け取り、
(外出の際は職員さんに預けて行きました) 奥の部屋へ進みます。
窓口が3つほどあり、ここがメインルームのようなものです。
ここで自分の番号が呼ばれるまで待ちます。
13:40
番号が呼ばれ、窓口へ移動します。女性の職員さんが対応してくれました。
クリアファイルを提出し、中身のチェックに入ります。
オプションで書類のチェックサービスをつけていましたが、それについて、
「簡単なチェックになるけど大丈夫ですか?」といった確認がありました。
安心材料として一応つけていたものでしたが、詳しく確認してもらえるものではないと承知していたので、
「大丈夫です」と返答し、一緒に一つずつ書類の確認に入りました。
パスポートの期限は切れていないか、残ページが残り2ページ以上あるか、資金証明になる書類が揃っているか、など一緒に確認をしていきます。
その他に持参した書類があるか聞かれ、ここでも支払い領収書のメールなどを見せましたが、特に提出の必要はないとのことで提出しませんでした。
そもそも申請料などの支払いが終わっていないとビザセンターの予約が取れない仕組みの為、ここに来れている時点で領収書を提示する必要はないとのこと。(確かに。)
最後に窓口で ※ Priority Visa Service (優先ビザサービス)
の支払いと
※ Courier Service (郵送サービス)
で返却時に使うレターパックに自分の住所を記入し、
番号札を持って次の指紋と写真の順番を待ちます。
【memo】
※ Priority Visa Service (優先ビザサービス) など現地で追加オプションの支払いをする方は、現金でお釣りが出ないように持参することをおすすめします。
私はちょうどピッタリの額がありましたが、お釣りが用意されているのかは分かりませんでした。念のため用意していくのが安心かと思います。
※ Courier Service (郵送サービス) でレターパックに住所を書く際に失敗したのが、窓口でスマートフォンを出してしまったことです。
窓口ではスマートフォンや電子機器の使用は禁止されています。
ただ、実家の住所を記入する際に、合っているか心配で住所を確認しようと、いつもの癖でスマートフォンを出したところ、後ろの台で記入するよう促されました。
窓口では電子機器を出さないよう、気をつけましょう。
14:00 部屋③
最後のステップ、指紋と顔写真登録の部屋に呼ばれました。
全ての指の指紋を採取し、顔写真を撮ります。
顔写真は、「両眉と両耳が出るようにしてください」と言われ、髪を整えます。
前髪を下ろしているのにどうやって両眉を出すんだ。。と一瞬焦った結果、やったこともない中途半端なセンター分けで挑みました。
仕上がりが恐ろしいなと思っていましたが、返ってきた写真はやはりとんでもないことになっていました。
事前に眉毛や耳が隠れることのないヘアスタイルに整えて臨むことをおすすめします。
(その場で鏡を使って整えられますが、職員の方が待っているのでそんなに悠長に整えてられません。。)
14:20
全ての手続き終了。
こんな感じで、1時間半ほどで全体の手続きは終わりました。
追加オプションについて
追加オプションは色々あるので何をつけたら良いか迷いますよね。
私の場合は、最終的に4つのオプションをつけることになりました。
ビザセンターでの手続きを終えて、実際に必要だと感じたオプションは2つです。
①Courier Service (郵送サービス) と
②Document Scanning Assistance (スキャンサービス) です。
まず、①Courier Service (郵送サービス) に関しては、コロナの影響もあり、センターでも追加でつけることを推奨されています。
②Document Scanning Assistance (スキャンサービス) については、資金証明に使う書類が事前にアップロードできない方は必ずつける必要があります。
私の場合、資金証明に使用した通帳翻訳が出来上がるのが、センター訪問ギリギリだったので、訪問日当日に局留めに指定していた通帳翻訳を郵便局に取りに行き、その足でビザセンターに行った為、この追加オプションは必須でした。
逆に、
Application and Document Checks (チェックサービス) と、
Priority Visa Service (優先ビザサービス) は必要なかったと思います。
Application and Document Checks (チェックサービス) に関しては、書類が揃っているかのチェックになるので、事前に調べて用意した書類を、課金して改めて職員の方に見てもらうことは必要なかったと感じています。
みなさん入念に準備してビザセンター当日に臨むと思うので、当然必要な書類は用意して持って行きますよね。
自信を持ってそれらを提出すれば問題ないです。
ただ、私のように心配性な方は、安心材料としてつけるのもありだと思います。
Priority Visa Service (優先ビザサービス) についても、2月の後半に訪問して、4月の初めに出国の予定だったので、パスポートの返却は急いでもらう必要があり、急遽その場でつける結果となりましたが、高いお金を払った割に、届くのは遅かったです。。
最終的に私の場合は、返却までに1ヶ月かかりました。出国2週間前になっても手元にパスポートのない不安は未だに忘れられません。。
Twitterを見ていたら、私よりも遅くセンターに行った方(優先サービスなし)の方が断然早く返却されていました。
返却時期に関しては本当に個人差がありますし、誰にも分からないと思います。
できれば余裕を持って、渡航スケジュールを立てるのが良いですね。
備考
ビザセンターのある4階にはお手洗いもあります。
事前に行けなかった方は、こちらも利用することも可能です。
YMSビザ取得への最終関門である、ビザセンターでの手続き。
無事にビザを取得して、イギリスへ渡れるように願っています。。!